スクービー・ドゥーの朝食シリアル

スクービー・ドゥーScooby-Doo)の朝食シリアルをいただく。アメリカ製。
ドッグフードっぽい包装に加え、中身はいっそうドッグフードにしか思えない。わざとやっているんだろうけど、やっぱり変だ。
そして味もまた変だった。キャラメルコーンと生八ツ橋とマシュマロを一緒に食するような感じで、とにかく甘い。朝食にあるまじき甘さだ*1。そしてシナモンの香りがきつい。こんなの絶対、犬に食べさせてはいけないと思った。

世界各国のケロッグのwebサイトを見ると、お国柄がよくわかる。

原色ドバドバ使ったアメリカのケロッグの雄姿を見よ*2。さすが本場だ。さすが星条旗に誇りを燃やす国だ。絶えずアニメキャラが動き回っていて、他国を断然圧倒する濃さである。
それにひきかえ日本と韓国はなんておとなしいんだろう。アメリカを見た直後だけにいっそうおとなしさが際立つ。シリアルがまるで病院食か何かのように見えてしまう。
ヨーロッパの国々はレイアウトがこぢんまりしているところが多い。やっていることはどこもあまり変わらないが、北のほうに行くにしたがって配色が地味になるようだ。
意外にスポーティなオーストラリアもさることながら、注目すべきはラテンアメリカだ。他のどの国にも似ていない体裁がなにやらアツイ。ケロッグ=子供の朝食という固定観念を変えてくれた。

*1:もっとも、欧米の朝食においては子供のみならず大人でもけっこう甘いものをたくさん食べる。

*2:そういえば数年前、後藤真希が『原色GAL 派手に行くべ! 』という歌をうたっていたが、“原色ギャル”とは具体的にどういうギャルを指すのか私には分からない。さしあたりアメリカのケロッグを毎朝むさぼり食っているような女の子をイメージすればよいのだろうか。