今年得た教訓、いや、教訓じゃないか

最初は優しく寛容にふるまっているくせに、事態が進展するにしたがって自分の欲望をむき出しにし、相手を束縛する……
そういう人間が世の中には予想以上に多いことがわかった。
「葬式済んで泣き代請求」、ということわざが身にしみる。*1

*1:本当にこういうことわざがあるのかどうか、じつは私もよく分からないのだが、ともかくも柴田錬三郎『柴錬水滸伝 われら梁山泊の好漢』のなかで、王婆が西門慶に向かってこう言っているのである。