なんか宗教に入んないとダメなんですかね
度重なる不協和音にさらされて、精神力がどんどん削られつつあるのを感じる。
疲れてます。
サッカー日本代表がドーハの悲劇を経験した年の暮れ、中山雅史選手がニュース番組に出演して女性キャスター*1とこんな感じのやりとりをしていた。
中山雅史 :ベンチでずっと勝利を祈ってたんですけどね……悔しいです
女性キャスター:それはもしかして、祈りが足りなかったんじゃないですか?(笑)
中山雅史 :うーん、なんか宗教に入んないとダメなんですかね(笑)
私も、なんか宗教に入らないとダメなんだろうか。
しかし、この番組のあと中山雅史選手が何か宗教に入ったという話はおよそ聞かない。
にもかかわらず同選手は4年後にワールドカップ出場を見事果たし、日本人第一号ゴールを決める活躍をみせた。
さらに所属チームであるジュビロ磐田でも、Jリーグでステージ優勝、完全優勝、得点王、ベストイレブン、MVP、アジアクラブ選手権優勝など、ありとあらゆるタイトルに輝いた。
そして1998年には4試合連続ハットトリック、2000年には世界最速ハットトリック記録でギネスブックにも載った。
どうやら、宗教に入るよりもほかにやるべきことがありそうだ。
たとえばこのインタビューをじっくり読む、とか。