ダイの大冒険を久しぶりに読む

体調悪くて寝ていたらそのうち背筋が痛くなり、仕方ないので眠るのをあきらめて、『ダイの大冒険』を久しぶりに読んだ。
この漫画、何度読んでもポップ*1のべらんめえ口調が気になる。時代劇じゃないんだからさ。
それから、最終決戦におけるレオナ姫*2の健気さが泣かせる。
しかし、ヒュンケル*3が戦闘で重傷を負うたびにいちいち上半身裸になるのは、どうにかしてほしい。需要があるからそうしてるんだろうけど私はいや。

*1:純情で素直なダイを補うかのように喜怒哀楽が激しいやんちゃ坊主。準主役、というより、ダイとポップが同格でダブル主役といってもいいぐらいだ。勝つときも負けるときもトチるときもギャグを飛ばすときも、とにかくやることが激しい。こういう性格のキャラは概して小柄に描かれることが多いのだが、ポップは珍しいことにダイよりも大柄で、足がスラリと長く、黙っていれば賢そうに見える。

*2:むかしジャンプの人気投票で大ねずみ(チウ)に負けたことのある、ロンリーなヒロイン。知性と勇気にすぐれた傑物であることは疑いないのだが、勝気すぎる性格にやや問題がある。他人の色恋沙汰に首をつっこみすぎ。

*3:常にクールな表情を保ち、余計なことは決して語らず、それでいて非常に察しのよい孤高の男。しかし悪の手先だったころはけっこうきつい性格で、よく皮肉を言ったり高らかに嘲笑したりしていた。戦士としての能力は高いが、他人をかばって深手を負うことが多い。身体を投げ出さずに剣や必殺技でガードできないものか。まるでキャプテン翼の石崎くんの顔面ブロックみたいだ。